《ブラジル》1ドル4・66レアルに=2年来のレアル高を記録

ドルとレアル紙幣(Foto: Fernanda Carvalho/Fotos Públicas)

 1日のブラジルではドル安がさらに進み、午前中に4・70レアルを割り込む事態が起きた。1日付現地サイトが報じている。
 ドルは3月31日に前日比で0・57%下がり、4・7592レアルを記録した。31日は、1カ月間で7・7%、四半期では2009年以来となる14・63%下がった。
 だが、1日はこれがさらに急落。一時は4・6894レアルとなり、2020年3月30日に記録した4・445レアル以来の安値となっていた。

 3月はブラジルでは2月の工業生産がパンデミック前の水準には戻りきらない0・7%の低成長に終わった上、ユーロが7・5%のインフレを起こし、中国の工業生産が過去2年で最低の数字に終わり、米国が石油戦略備蓄(SPR)を過去最大量放出するなど、ドルが変動しやすい条件が揃っていた。
 1日のドルの終値はさらに下がり、4・66レアルとなった。

★2022年4月1日《ブラジル》中銀職員が無期限ストに=停止項目の一つはPIX=給与調整外なら要求強化
★2022年3月22日《記者コラム》基本金利14%はあり得るか?=戦争で2番底に向かうインフレ
★2022年3月29日《ブラジル》IPCA―15=3月は0・95%の上昇=Selicは14%に?

最新記事