ヒロシ陸軍少将の誕生日祝う=小原少将「大将への可能性も十分」

ヒロシ少将(中央)を囲んで参加者が記念写真

 リベルダーデ友好会(平崎靖之会長)は11日昼、エドソン・マサユキ・ヒロシ陸軍少将(三世)の55歳の誕生日会を、サンパウロ市東洋街のニッケイパラセ・ホテルで開催し、32人が参加した。
 ヒロシ少将は、サンパウロ市生まれで、父は熊本出身、母は二世。日系としては6人目の陸軍将官となる。昨年5月からサンパウロ市にある南東軍本部の参謀長という大任に就く。
 誕生会に出席した小原彰陸軍予備少将は、陸軍ではまだ日系大将が誕生していないことから、「ヒロシ少将が士官学校を主席で卒業して将来有望なことは、皆が認めるところ。道は厳しくとも、出世する可能性は十分にある。これからもさらに頑張ってほしい」と激励した。
 小室千帆在サンパウロ首席領事やブラジル日本都道府県人会連合会の市川利雄会長、リベルダーデ文化福祉協会の池崎博文会長らの祝辞に続き、サンパウロ日伯援護協会の菊地義治評議員会長が音頭をとって乾杯し、なごやかに昼食を楽しんだ。
 ヒロシ少将は「ありがとうございます。皆さんの期待に沿えるよう、まだまだ役割を果たしていきます」と襟を正した。

最新記事