《ブラジル》大統領選支持率調査=ボルソナロが巻き返す=アウシリオや経済効果か

 ダッタフォーリャが24日に発表した大統領選の支持率調査によると、1、2位のルーラ元大統領(労働者党・PT)とボルソナロ大統領(自由党・PL)との差が縮まった。また、老舗政党の求める「第3候補」への票は伸び悩んでいる。24、25日付現地紙、サイトが報じている。
 22〜23日に全国181市2556人に対して行ったアンケート調査の1位は、12月の調査に引き続いてルーラ氏だったが、支持率は48%から43%に下がった。
 一方、ボルソナロ氏は22%から26%に支持率を上げた。決選投票のシミュレーションでも、ルーラ氏が55%対34%で勝ったが、12月は59%対30%でもっと差が開いていた。
 主な原因は現政権への評価回復だ。現政権に対する評価は「良い/最良」が22%から25%に改善。「悪い/最悪」も53%から46%に下がった。

 この理由としては、新社会保障政策「アウシリオ・ブラジル」での400レアル支給効果や国内総生産(GDP)上昇、ウクライナ危機後のドル安、ウクライナ危機やコロナウイルスに関し、ここ最近は国民の意向に反するような発言がなかったことなどが考えられる。セントロンがワクチン反対を止めるよう求めたことや、次男カルロス氏のネット情報の内容変更の効果が出たようだ。
 一方、3位はセルジオ・モロ氏(ポデモス)の8%。4位のシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)も8%で、共に伸び悩んでいる。
 今回の調査では出馬が予想される候補者数を増やしているが、大量得票が狙える候補は出ていない。ウニオン(UB)、民主社会党(PSDB)、民主運動(MDB)といった大型の老舗政党は連立を組んで統一候補を出す見込みだが、ジョアン・ドリア氏(PSDB)2%、シモーネ・テベテ氏(MDB)1%、社会民主党(PSD)への移籍が噂されているエドゥアルド・レイテ氏(PSDB)1%と伸び悩んでいる。これらの候補の支持率は、ネット上で人気の伏兵アンドレ・ジャノネス氏(アヴァンテ)氏の2%にさえ及ばなかった。

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