林大使=ウクライナ系ブラジル人と交流=「共にブラジルに貢献した隣人」=SNSで動画を公開

林大使とウクライナ系伯人との交流の様子(大使館ツイッターより)
林大使とウクライナ系伯人との交流の様子(大使館ツイッターより)

 林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使が16日、パラナ州クリチバ市のウクライナ記念広場(Memorial Ucraniano)を訪問し、ウクライナ系ブラジル人と交流した。在ブラジル日本国大使館はその様子を同館SNS上で公開し「彼らは日系社会と同じくブラジルの発展に貢献してきた隣人です。ロシアのウクライナ侵攻は欧州だけの問題ではありません。日本はウクライナの皆さんと共にあります」とのメッセージを発した。
 ブラジル内での移民・難民・留学生を支援する団体「oestrangeiro.org」によれば、ウクライナからブラジルへ最初の移民が行われたのは1891年、ゾロティフ市からの8家族だという。本格的な集団移民が行われたのは95、96年で、約5千人のウクライナ人農民が渡伯した。第一次世界大戦後に4万5千人、第二次世界大戦時に9千人、終戦後に7千人が渡伯したという。現在、パラナ州には約48万人のウクライナ系ブラジル人が住んでいる。
 動画は大使館の各種SNS(ツイッター=@EmbJapao、インスタグラム=https://www.instagram.com/embaixadajapao/、フェイスブック=https://www.facebook.com/EmbaixadaDoJapao/)から見ることが出来る。

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