モジ秋祭り=4月9日から2週末盛大に開催=コロナ後の「未来」テーマに

2019年のミス秋祭りの様子(提供写真=Carla Ortiz)
2019年のミス秋祭りの様子(提供写真=Carla Ortiz)

 モジ・ダス・クルーゼス文化協会(津田フランキ理事長)の第35回「秋祭り」が4月9、10、16、17日の2週末にわたって同文協スポーツセンター(Av. Japao,5919 Porteira Preta)で盛大に開催される。例年8万人余りの来場者があり、聖市の県連日本祭りに次ぐ規模の日本祭りとして有名だ。
 来社した松本茂評議員会長は「コロナで苦しんだ過去ではなく、未来志向で前を向くような秋祭りにしたい。コロナ前のように日本食ブースや企業ブース、日本文化展示も充実しています。ぜひ足を運んでください」と呼びかけた。
 9日午前10時からは恒例の慰霊祭、正午から開会式となる。各地の和太鼓チーム、ラジオ体操や健康体操、剣道などの武道の演武、伊藤カレンのショー、ヨサコイ・ソーラン、トントンミーなど多彩なアトラクションが終日組まれている。
 灯篭流しは9日17時半開始。日本語学校生徒が自作し、来場者が流せるように当日、先着限定で販売される。ミス・秋祭りコンテストは19時半から開催。
 ステージ正面の日本文化スペースでは、地域の日本語学校からソロバン、生け花、お茶、甘茶などが展示されるという。

松本評議員会長と幸村ペドロ元理事長(市議)
松本評議員会長と幸村ペドロ元理事長(市議)

 会場には30ものブース出店があり、農業機械、トラック、乗用車を始め、各種日本製品や衣服など様々な商品が展示販売される。食の広場ではヤキソバ、うどん、餃子、たこ焼き、お弁当、寿司などが提供される予定。
 農産展は、入り口の鳥居近くの特設スペースで行われる。モジ特産の蘭などの花卉、キノコ類、葉野菜、富有柿などの多彩で新鮮な産物が即売される。
 入場料は大人16レアル、子どもと学生は半額。駐車場は25レアル。イベント日程などの詳細は同サイト(https://www.akimatsuri.com.br/)まで。

 

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