県連ふるさと巡り6月に再延期=燃料高騰により追加料金発生

ふるさと巡りで訪れるカンポ・グランデ市にある巨大な沖縄そばのモニュメント
ふるさと巡りで訪れるカンポ・グランデ市にある巨大な沖縄そばのモニュメント

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)は、3月実施予定だった「第52回移民のふるさと巡り」を、オミクロン株流行のため、6月23~28日に再延期することを発表した。また、昨今のインフレと燃料価格の高騰から、旅費が申し込み当初より約15%増加し、追加料金が発生することも報告した。
 県連の市川会長は、「新株が昨年から発生した為、苦渋の決断ですが再延期となりました。屋外でのマスク使用規制が解除されたことや感染者、死亡者が減少するなどコロナ禍も落ち着きをみせつつあります。もう少し待って、6月には皆さん笑顔で安全にツアーを楽しむことができるよう願っています」と述べた。
 同ツアーを担当する旅行会社「グローバルツーリズモ」の矢野ジュリーさんは「再延期となり、まことに申し訳ございません。インフレによる追加料金についても本当に心苦しい思いです。申し訳ございませんが、もう少し様子をみて6月には旅行を楽しみましょう」と語った。
 追加料金の金額や支払い方法、新規参加の申込みについては、グローバルツーリズモ社の矢野さん(直通電話=11・3271・3189、住所=Rua dos Estudantes,15,Cj63,Liberdade)まで。
 「第52回移民のふるさと巡り」の旅程は次の通り。
 ▼6月23日15時にマット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市に向けて空港を出発▼24日、同市から118キロ離れたドイス・イルモン・ド・ブリチ市で日系団体と交流し、夕方にカンポ・グランデ日伯文化協会会館で交流会を行う▼25日、カンポ・グランデ市から約300キロ離れたノヴァ・アンドラジーナへ行き、現地日系団体と交流▼26日、ナヴィライー市のCOPASUL(農業組合)を見学。午後はドウラードス日本語学校訪問、夜は日系団体と交流する▼27日、景勝地として有名なボニートを観光▼28日19時、サンパウロへ戻る。

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