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《サンパウロ州》開放空間でマスク義務免除に=23日までに閉鎖空間も判断

マスク義務免除をアピールするドリア知事(facebook)

 「2年2カ月を経て、我々は重要な決断をするに至った」と語りながら、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は州政庁の庭で行われた記者会見でマスクを外した。サンパウロ州政府は9日、2020年3月のコロナウイルスのパンデミック宣言から義務付けていたマスク着用を、開放空間で義務化しない ことを記者会見で発表した。9日付現地サイトが報じている。
 マスク義務の免除に関しては4日頃から報じられ始めていたが、サンパウロ州政府が9日に正式に開放空間に関して認めると発表した。9日当日から有効となっている。
 これは、例えば学校内でいうと、運動施設や校庭などではマスクなしでも認められるが、教室ではマスク着用が義務付けられるということだ。室内の職場などでも、まだマスク不着用の許可は出されていない。サッカーなどの野外スタジアム入場者は100%まで認められた。
 あらゆる場所でのマスク着用義務を免除にするかどうかは、23日までに現在までの経過を検討して決められるという。リオ州ではこれに先立ち、7日にはあらゆる空間でのマスク着用の義務が解かれている。
 サンパウロ州の免疫プログラムのコーディネイター、レジーナ・デ・パウラ氏によると、サンパウロ州では5歳以上の90%近い人たちがすでにワクチン接種を終えており、それが今回の判断の決め手となっているという。
 また、サンパウロ州科学委員会の主任コーディネイターのジェアン・ゴリンシュテイン氏は「風邪の兆候がある人はどんな場合にもマスク着用が必要だ。ワクチンを接種していない人はマスクの着用を引き続き行ってもらう。慢性病を持っている人も着用が求められる。混雑した場所でもマスク着用が望ましい」と語っている。
 現時点で全国の州都であらゆる場所でのマスク着用の義務が免除されているのはリオとナタル(リオ・グランデ・ド・ノルテ州)のみ。サンパウロ市のように「開放空間のみ着用義務なし」となっているのはブラジリア、ベロ・オリゾンテ(ミナス・ジェライス州)、ボア・ヴィスタ(ロライマ州)、カンポ・グランデ(マット・グロッソ・スル州)、フロリアノーポリス(サンタカタリーナ州)、マカパー(アマパー州)、テレジーナ(ピアウイ州)、サンルイス(マラニョン州)となっている。

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