おしゃべりパパガイオ

 4日のブラジルの新聞やニュース・サイトはどこも、ロシア軍による、ウクライナ東部にあり、欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所攻撃事件一色となった。ただでさえ、ここ1週間余り、国内ニュースをウクライナ危機関連のニュースが上回る状況が続いているが、それに拍車をかける事態になった。この攻撃を巡る、米国や国連、北大西洋条約機構の反応も気になるところだが、ブラジルの政府や政治家がどう対応するかも注目される。軍事侵攻に続いて原発攻撃では、プーチン大統領の擁護がさらに難しくなるのは避けられないが、プーチン氏を「仲間」と呼んだばかりのボルソナロ大統領。今後どうする?
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 2月17日にサンパウロ市南西部のヴィラ・アンドラーデ地区にある私立校「エスコーラ・マイス」の校門前で起こった強盗事件で、銃撃被害にあった同校生徒の父のヴァルデミール・デ・ジェズス・モッタさん(46)が3日、亡くなった。モッタさんは、子供を送迎中の 父兄の携帯電話や所持品などを奪っていた2人組の強盗が自分の子供にも手を出そうとしたために抵抗して撃たれ、入院加療中だった。同校は同月に開校したばかりだった。
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 週末のサッカーのサンパウロ州選手権。注目カードは、今日5日にモルンビで行われるクラシコ(伝統カード)のサンパウロ対コリンチャンス戦だ。両チームとも所属グループのトップだが、この注目の一戦で勝って、調子をさらに上げたいところ。ここ数年、種々の大会でパルメイラスの強さが目立つ場面が続いているだけに、どちらも負けられないところ。

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