『在日ブラジル人の歩み』=FUNAGが書籍化、無料公開中

『在日ブラジル人の歩み』表紙
『在日ブラジル人の歩み』表紙

 アレクサンドル・デ・グスマン財団(FUNAG=Fundação Alexandre de Gusmão)は9日、「30 anos de brasileiros no Japão(在日ブラジル人30年の歩み)」を発刊した。全144頁。FUNAGサイトで無料公開中。
 同著は2020年の「デカセギブラジル人30周年」を記念して、在日ブラジル人社会の抱える課題や可能性に関して学者や地域住民、政府関係者、外交官らから寄稿を募り、一冊にまとめた。
 ブラジル外務省のレオナルド・ゴルグーリョ・フェルナンデス伯大使や、ブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長、アルデモ・ガルシア在浜松ブラジル国総領事、ネイ・ビテンクール在名古屋伯領事などが寄稿している。
 林禎二在ブラジル日本国大使館特命全権大使(外務省中南米局長当時)のコメントや、東京・名古屋・浜松のブラジル領事館市民評議会の書簡も掲載されている。
 FUNAGサイト内(https://funag.gov.br/biblioteca-nova/)からダウンロードできる。

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