滋賀県人会が福祉団体へ9千レ寄付=オリジナルカレンダー売上金

寄付金贈与式での前園援協事務局長、本郷さん、吉岡憩の園会長、山田滋賀県人会長、小田こどものその理事長(左から)
寄付金贈与式での前園援協事務局長、本郷さん、吉岡憩の園会長、山田滋賀県人会長、小田こどものその理事長(左から)

 ブラジル滋賀県人会(山田康夫会長)は1月14日、サンパウロ市にあるブラジル日本都道府県人会連合会事務局にて、同県人会がこれまでに販売した2022年度オリジナルカレンダーの売上金9千レアルを、日系福祉団体の憩の園、さくらホーム、こどものそのに各3千レアルずつ寄付した。
 カレンダーは、昨年の滋賀県人会館建設50周年を記念して企画され、11月下旬から県人会で一冊25レアルで販売を開始した。12月の終了までに800冊以上が購入された。
 カレンダーのデザインは、県人会員の本郷園子さん(滋賀県、43歳)が担当。各ページには日本の四季の風景や伝統行事の手書きイラストが日ポ両語の説明書きと共に添えられている。
 寄付金贈与式には、憩の園から吉岡黎明会長、さくらホームから前園マルセリーノ・サンパウロ日伯援護協会事務局長、こどものそのから小田押本セルジオ会長が出席。寄付金を贈呈した山田会長は「コロナ禍で運営が大変でしょうから少しでもお役に立てれば」と述べ、前園事務局長は「ご厚意大変にありがたい。入居者のお年寄りが喜ぶ日本食などの費用に充てさせていただきます」と感謝を述べた。

街角ちょっと見

 カレンダーデザインを担当した本郷さんは、日系幼稚園のたんぽぽ学園で日本語教師をしている。仕事柄、子供向けの絵を描き続けてきたこともあり、カレンダーのイラストはとても可愛らしい仕上がりに。
 一月のページには獅子舞が描かれており、獅子舞には病気を治したり悪いものを追い払ったりする力があることが日ポ両語でわかりやすく説明してある。日本語や日本文化を学んでいる人、子や孫に日本文化を伝える贈り物としておススメだ。
 本郷さんはJICA日系社会青年ボランティア(日本語教師)として来伯し、その後、たんぽぽ学園に勤務。絵を描くことが趣味で「コロナ禍に何かできることはないだろうか」と模索している最中に、山田会長からカレンダー制作の依頼を受けた。「自分の絵が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです」と語っている。

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