《サンパウロ州》5日土曜日は予防接種デー=小児用ワクチン接種を奨励

子供への接種の様子(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 サンパウロ州政府が2日、5日の土曜日を5~11歳児への新型コロナワクチン接種のための「Dia C」とすると発表した。
 ジョアン・ドリア知事はこの日、「州内645市の保健所(UBS)で、7~19時に5~11歳児へのコロナワクチンの接種を行う」と明言。UBSは通常、土曜日は閉まるが、州政府は医療従事者の時間外報酬などとして550万レアルを投じ、小児への接種を加速させる意向だ。

 同州では既に、5~11歳児140万人に新型コロナワクチンの接種を行った。これは同年齢層の子供人口の36%に相当する。
 5~11歳児の中でも免疫力が低いなどの問題がある子供と5歳児への接種にはファイザー社製ワクチン、特別な問題がない6~11歳児にはコロナバックとファイザー社ワクチンが併用される。

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