ロマ市民相「支援に感謝」=日本、洪水被害に援助物資供与=テント300張、毛布3千枚など

林大使、ロマ市民相、佐藤次長(左から、提供:在ブラジル日本国大使館)
林大使、ロマ市民相、佐藤次長(左から、提供:在ブラジル日本国大使館)

 日本政府は1月27日、国際協力機構(JICA)を通じて、洪水被害の続くバイア州とミナス・ジェライス州に対して緊急援助物資を供与した。サンパウロ州ビラコボス空港で供与式が行われた。
 供与式には日本側から林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使、佐藤真司JICAブラジリア出張所次長が参加。ブラジル側からはジョアン・ロマ市民相とハイムンド・マンゴ大使(外務省聖事務所長)が参加した。
 供与された緊急援助物資はテント300張、毛布3千枚、50×4メートルのプラスチックシート75巻。
 供与式で林大使は「甚大な洪水被害に遭われたブラジル国民の方々へ心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々及びその御遺族に対し、心から哀悼の意を表します。被災者の方々の回復と被災地の一日も早い復興をお祈りいたします」と述べた。
 ロマ大臣は「被災者はあっという間に多くのものを失い、苦悩している。日本政府からの援助物資は支援を必要としている人々にとって、とても貴重なものだ」と感謝を述べた。
 バイア州やミナス・ジェライス州では、昨年11月末頃から大雨による洪水が発生。バイア州では100以上の自治体に被害が及び、12月25~26日にかけて河川の堤防が2カ所決壊し、さらに被害を大きくした。
 日本政府はこれまでにも1988年2月にリオ・デ・ジャネイロ州で発生した洪水被害(死者約200人、負傷者約650人、避難者約1万3千人)や2019年に発生したアマゾン森林火災時に緊急援助物資供与を行っている。

最新記事