《ブラジル》サッカー・ジュニア選手権=パルメイラスに栄冠輝く=話題の15歳が最優秀選手に

「ネイマール以来の逸材」といわれるエンドリック(本人のインスタグラムより)

 25日、サッカー界の「金の卵」たちの登竜門、サンパウロ・ジュニア選手権(コッピーニャ)の決勝戦が行われ、パルメイラスがサントスを4―0で下して優勝した。また、同大会に弱冠15歳で出場したエンドリック(パルメイラス)が最優秀選手に選ばれ、話題を呼んでいる。25日付現地サイトが報じている。
 決勝戦はパルメイラスの本拠地であるサンパウロ市西部アリアンツ・パルケで行われ、かねてから下馬評の高かったパルメイラスがサントスを序盤から圧倒。4点を奪う猛攻で勝利した。

 また、ここまでに5得点を決めていたセンターフォワードのエンドリックはこの日も試合開始6分で先制ゴールを決めるなど、大活躍。試合後の投票で最優秀選手に選ばれた。
 エンドリックは年齢上限が20歳の同大会に15歳6カ月で参加。準々決勝のオエステ戦では、難易度の極めて高いオーバーヘッド・シュートを決めており、この時の映像が国際的に紹介されて話題を呼んでいた。
 エンドリックは早くも「ネイマール以来の逸材」との呼び声が高いが、まだプロ契約をしていない。16歳となる7月の契約が確実視されているが、欧州の強豪がすでに、獲得を狙っている。

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