《ブラジル》最南部=40度以上の日が2週間も=懸念される農産物への影響

サンボルジャ市で44度を記録した事を示す写真(25日付G1サイトの記事の一部)

 南米大陸中央部に熱波をもたらした亜熱帯高気圧の影響が続き、最南部のリオ・グランデ・ド・スル州では連日、最高気温が40度を超える市が出ている。
 25日付G1サイトによると、40度以上の市が出たのが13日目の24日も、同州では42・2度を記録したサンルイス・ゴンザガを筆頭に、40度以上を記録した市が出たという。
 天気予報サイトのクリマテンポによると、同州での高温は少なくとも27日までは続くという。

 同サイトによると、高温は26日も続くが、雨の量は増える。27日は寒冷前線が近づくため、天気がより不安定になり、強い雨が降る可能性がある。洪水や土砂崩れなどが起きる可能性もあるので注意が必要だ。
 約2週間続いた高温はサンタカタリーナ州でも同様で、南部での干ばつは深刻さを増した。トウモロコシなどが焼け、実ができても育たないという様子はテレビなどでも報じられており、農家の懸念は深まっている。

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