《サンパウロ州》飼い犬が赤ちゃんを殺害=就寝中に部屋に入り込み

 サンパウロ州リメイラで17日午後、生後3週間の赤ちゃんが自宅の寝室でピットブル(闘犬)に襲われて亡くなる事故が起きた。17~19日付現地紙、サイトが報じている。
 事故が起こったのはリメイラ市アグアス・ダ・セーラ区の住宅で、生後3週間の男の子が部屋で寝ている最中、家族が飼っていたピットブルに襲われた。
 赤ちゃんはすぐに救急病院に運ばれたが、到着した時には既に心停止の状態だった。病院では蘇生処置を施したが、心臓が再び動くことはなかった。

 赤ちゃんが襲撃された時、母親はシャワーを浴びていた。母親は祖母に、シャワーを浴びるから、赤ちゃんを見ていてくれるように頼んでいたが、部屋に入り込んだピットブルを止めることができなかったという。
 祖父が赤ちゃんから引き離そうとしてピットブルにナイフを突き刺したため、犬も死亡している。
 母親はこの事件で強い精神的ショックを受けており、医師の対応を受けた。

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