国民的キャスター=「ワクチン強制」で訴訟?=裁判所があっさりと却下

 グローボ局の看板キャスターのウィリアム・ボーネルが「青少年にワクチンを強制した」と訴えられたが、裁判所が却下した。17日付現地紙が報じている。
 訴訟を起こしたのはウィルソン・イサオ・コレサワなる人物で、ボーネルは「犯罪組織と組み、ワクチンが効用のあるものだという嘘を言っている」と訴えた。同氏は、「ボーネルが若者や子供に毒を入れた水や栄養剤の使用を勧め、自殺を促している」「接種を義務付け、ワクチン証明を強要している」とも訴えている。

 だが、連邦直轄区地裁のグラウシア・ファルサレア・ペレイラ・フォレイ判事はこの訴えを却下した。同判事は「司法は馬鹿げた陰謀論を取り上げ、否定主義者の妄想を受け付けることはしない」とし、この訴訟には司法的、科学的な理論性がないと結論付けた。
 コレサワ氏は連邦直轄区在住の弁護士で、02年と06年に連邦直轄区の区議会選挙にも出馬経験がある。2020年には最高裁襲撃で逮捕された極右集団「300・ド・ブラジル」と共に、軍事裁判所に対して州知事と最高裁判事を逮捕するように訴えている。
 ボーネルはグローボ局最大のニュース番組「ジョルナル・ナシオナル(JN)」のキャスターで、かねてから、ボルソナロ大統領への厳しい物言いで知られている。

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