《ブラジル》コカイン押収量で新記録=パンデミック中の昨年18トン

法務省(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 連邦道路警察がパンデミック中の21年に押収したコカインは18トンを超え、新記録を更新したと法務省が14日に発表した。同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
 21年に押収されたコカインの量は、8トンだった一昨年を125%上回り、6億2千万レアル分に相当する。コカインの大半(12トン)は中西部で押収された。

 連邦道路警察が押収したものはコカインだけではなく、密輸品のタバコや、密売者達が使っていた船や車なども含む押収額は20億レアルに及ぶという。
 今回発表された押収物は、他国と国境を接したりする14州を対象に展開される全国治安計画(VIGIA)による成果だ。VIGIAの内容には、麻薬密売などの犯罪行為撲滅のための活動や人員の訓練、資材の購入などが含まれている。

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