おしゃべりパパガイオ

 ブラジルサッカー連盟が13日、W杯南米予選に出場するブラジル代表(セレソン)選手26人を発表した。今回はネイマールが故障で出られず、台頭著しいヴィニシウス・ジュニオル(ヴィニ)との揃い踏みはなくなった。その代わり、21歳でヴィニと同世代のアントニーやロドリゴらが入り、攻撃陣はかなり若い顔ぶれとなった。他方、38歳の大ベテランのダニ・アウヴェスも選ばれた。セレソンのレギュラーを外れて久しく、調子の上がらないフィリペ・コウチーニョの選出には批判の声も上がったが、活躍の機会はあるか。次節は27日が対エクアドル戦、2月1日が対パラグアイ戦だ。
     ◎
 ユーチューブは13日、福音派の大物シラス・マラファイア牧師の動画を、「コロナウイルスワクチンの効用に関する虚報を流した」として削除した。これは、ボルソナロ大統領も大反対したことで話題となった、5〜11歳の子供へのワクチン接種に対するもので、同牧師は「インファンチシジオ(子供殺人)」なる言葉で猛烈に批判していた。ワクチンを打たせないことこそが子供殺人なのでは、との声も。
     ◎
 大サンパウロ都市圏の7大水系は全て、13日午前9時の時点で1月の降水量が100ミリを超えた。カンタレイラ水系は約130ミリで、貯水量も28・8%まで回復している。予報だと、雨量は今週ほどではないものの、来週も雨が降り続けるとか。ミナス・ジェライス州などでのような被害は勘弁して欲しいところだ。

最新記事