岸川夫妻=『五輪書』ポルトガル語解説版を出版=「武道経験者だから訳せる内容」

五輪書を手に取る岸川氏と妻美香氏
五輪書を手に取る岸川氏と妻美香氏

 『五輪書』ポルトガル語解説版は、二天古武道研究所の岸川ジョルジ代表と妻・美香さんによって作成され、キンドル版は昨年10月に発売、冊子版はこの11月に発売された。岸川氏は二天の代表として長年当地で武術を教えている。また翻訳を担当した美香さんも、二天で杖道の稽古を25年しており、日本でも稽古した人物。日本舞踊や琴などの稽古もしており日本文化にも明るい。
 岸川氏が10年に亘って五輪書や宮本武蔵について、その精神性も含めて徹底的に調べあげた成果をまとめたもの。同書は、岸川氏による解説コメントなども豊富に盛り込まれている。
 岸川氏は、「五輪書はこれまで英語やポルトガル語で何回か翻訳されている。だが、武術の専門書にも関わらず、翻訳者が武道に精通してないことから、読み手が理解できない難解な文章になっていた。今回は私と妻が武道経験者目線で事細かに翻訳したので、より原本に近い。世界でも類を見ない翻訳書ができたと思います」と力説する。
 美香さんは「本書は正しく伝わるように、翻訳にこだわりました。ぜひ武道家の方には手にとっていただきたい。武道家でなくとも宮本武蔵のリーダーシップ論や精神論が私生活や仕事に活きると思います。ぜひお読みください」と呼びかけた。
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