大統領選=日本ではボルソナロが圧勝=得票率は前回90%から47%に減少

ルーラ氏とボルソナロ氏(Twitter)

 ブラジル人による在外投票も2日に世界中で行われ、開票率99・15%の段階でルーラ氏が47・13%、ボルソナロ氏は41・63%というブラジルでの結果に似た数字だった。
 在外ブラジル人有権者数はブラジル内の不況を反映して、2014年は35万4千人、2018年は50万人、今回は69万7千人にも増え、106カ国の181都市でこの週末に投票が行われた。在外者が投票できるのは大統領選のみ。
 都市別有権者数はポルトガルのリスボンが最多で4万5273人、2位が米マイアミの4万189人、3位がボストン3万7159人。
 日本全体では7万6570人の在外有権者がおり、4年前の6万人よりも25%増えた。堂々の世界5位が名古屋の3万5651人。この在名古屋ブラジル総領事館の発表では、ボルソナロに投票したのは79・2%と圧倒的だった。2位はルーラ10・7%、3位はシロ5・3%だった。
 東京選挙区では全5130票中、3270票(64%)がボルソナロ、ルーラが977票(19%)だった。日本全体の%は分からないが、票数では日本全体でボルソナロが5175票、ルーラ1348票だった。
 とはいえ、2018年の選挙時にはボルソナロは約90%を獲得していたので下がっている。

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